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ウォシャウスキー兄弟『マトリックス リローデッド』

スローモーション、使いまくりになってたなぁ。余りにも速い動きを遅く撮る事で表現するってのは発見なんだろうし、サッポロのＣＭ（＝卓球）とか影響力も大きかった訳だけど、こう頻繁にやられるようになると有り難みは無いし、長すぎる戦闘シーンに飽き飽きするなぁ。別に３部作にせずとも後半２つは１つにまとめられる様な気がする。あの戦闘シーンは引き延ばし作戦な気が。サクっと倒してくれた方が気持ち良いからなぁ。

ウォシャウスキー兄弟『マトリックス レボリューションズ』

話題作をとりあえず見たぞ、と。戦闘シーンとかにいまいち緊張感がないからつまらないんだろうな。

北野武『ＨＡＮＡーＢＩ』

もう７年前の作品なんだな。月日が経つのは早いもので。意外性のある編集とか、なかなか見せる。最後のシーンはチェーホフの『かもめ』を連想するなぁ。それにしてもなんで娘出しちゃったのかな。しかも最後の最後で。最後のショット、あるのと無いのじゃ随分違うと思うのだけども。映画の出来不出来とは別の話だが、故・逸見政孝の息子、逸見太郎を使っていて、たけしは本当に面倒見が良いというか、人情に厚いと言うか。そういえば東大の授業で青山真治が「この作品でやったことが許せなくて、もうこれ以降のたけしは見ない。」と言っていたけど、今でもそうなのだろうか。具体的に何が許せないかまでは言っていなかったけれど・・・。