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田中徳三『新・座頭市物語』

シリーズ三作目。三作目で既にカラー！金に目が眩んで悪事を働く師匠をたたっ斬る、というお話。右腕をかけたサイコロ勝負など人情味もたっぷり。かなりバランス良く出来てる。傑作。この頃の市は斬りたくないのに人を斬り、言われない恨みを持たれる身。命を狙われ、また仕方なく人を斬る、と言う悪循環に陥ってしまっている。

庵野秀明『新世紀エヴァンゲリオン １』

ひょんな事から再見。リアルタイムでやってた頃は中学生だか高校生だか。随分新しいアニメの気がしていたけど今見ると絵とか、やっぱり時代を感じる。コンピューターの進歩に伴うＣＧ利用とかアニメの技術面での進歩がどれだけでかいかわかる。明朝体と文字のレイアウトとか流行ったなぁ、としみじみ懐かしい。そういったタイポグラフィまで話題になるなんてちょっと特殊な現象だよな、と改めて思った今日この頃。

マイケル・ムーア『ボウリング・フォー・コロンバイン』

映画のシステムを使ったドキュメンタリー、なのかしら。独特のシニカルな雰囲気があるけど映画じゃないな。Ｋマートを弾薬販売からの撤退させるくだりには驚いた。影響力は思ってたよりでかいのか。それにしても、チャールストン・ヘストン、きもい。