貼雑歩録 Ver.2.0

日々の情報から拡散する好奇心と、思考の断片をスクラップブックのように書き留める試み。

シャーウッド・アンダソン『ワインズバーグ・オハイオ』(講談社文芸文庫
前半の数篇はなんと言う事のない話なんだけど良かった。落ち着いていて、素朴さがあって。後半は人が増えてきたからかゴチャゴチャしてきた感じ。活字中毒の禁断症状、少し治ってきた。この人の邦訳も出版されてなさ過ぎる。神保町の英米系の大型古本屋の有名半額セールの時に全集が売ってたけど、日本の出版社から出てるのに全文英語で、ちょっと英語で読めるようになろうかしら、と思ったのでした。

 

ワインズバーグ・オハイオ (講談社文芸文庫)