貼雑歩録 Ver.2.0

日々の情報から拡散する好奇心と、思考の断片をスクラップブックのように書き留める試み。

小島貞二『艶笑小咄傑作選』(ちくま文庫)
艶笑小咄とは要するに下ネタ。落語の世界で昔から語り継がれてきたネタを集めた本で、とにかく面白い。1つの話が2~3ページなのですいすい読める。川柳にも昔から「破礼」とかいてバレ句という艶笑川柳のジャンルがあるらしく歴史の長さに驚く。下ネタは時代を越えるってことか。下ネタってちょっと頭を使わないと理解できないというか勘が良く無いとわからないいわゆる「考えオチ」も多く、川柳なんかはとてもじゃないけど隠れた意味に気づかない。有名なバレ句を引用しておくけど、はたしてわかるかしらん?

門口に医者と親子が待っている

 

定本 艶笑落語〈1〉艶笑小咄傑作選 (ちくま文庫)