2005-04-06 ■ 読 稲垣足穂『稲垣足穂コレクション3 ヰタ・マキニカリス 下』(ちくま文庫) 読みながら何度も寝てしまった。通勤電車(もはや通学電車でないのだ!)での読書には適さない本かも。とはいえ家でじっくり読む時間はなく・・・。 須賀敦子『こうちゃん』(河出書房真社) 須賀敦子が夫のベッピーノと知り合うきっかけになった絵本だそうな。不思議な、静かな絵本。 こうちゃん、 灰いろの空から降ってくる粉雪のような、 音立てて炉にもえる明るい火のような、 そんなすなおなことばを もう わたしたちは わすれてしまったのでしょうか。