- ジュンク堂
- つい、買ってしまった。小沼丹の幻の長篇、全集未収録ですってズルイよなぁ。ついこないだ全集出したばっかりのくせに。別巻て事でだせよ、とか思いつつ、買った。福嶋舞は84年生まれの若手イラストレーター。物凄くかったるそうで、ちょっと今の時代の気分にあってる所があるかも。ゾッとする凄みがあるので注目。島尾敏雄の日記が出るとは思わなんだ。『死の棘』は妻が発狂していく過程を克明に描写した小説。余りにも強烈で時に喜劇的にさえ思えてしまう程の悲劇。そして日記では精神病院入院後の事まで書かれているらしく・・・。怖い。あと、思潮社の在庫僅少本フェアをやっていたのが吃驚。ただ、もう結構古いものなので痛んでるのが多かった。朝吹亮二、松浦寿輝共著の『記号論』だけ買う。北村太郎の詩集を3、4冊まとめて欲しかったのだけど、金足りず。
- 小沼丹『風光る丘』(未知谷)
- 福嶋舞『Nothing』(リトルモア)
- 島尾敏雄『死の棘 日記』(新潮社)
- 朝吹亮二・松浦寿輝『記号論』(思潮社)
- 『植草甚一スクラップ・ブック5 サスペンス映画の研究』
- 『植草甚一スクラップ・ブック35 ジャズ・ファンの手帖』
- 『植草甚一スクラップ・ブック22 ぼくの大好きな外国の漫画家たち』