発明の歴史 有刺鉄線
ティム・ハーフォード『いまの経済を作ったモノ』を読んでる。
世界の経済に影響を与えた発明を紹介する本なのだけど、そこで有刺鉄線が出てきたのが新鮮だった。
リンカーンがホームステッド法を制定し、5年間耕作した土地の所有が可能になって西部開拓盛り上がる。で、土地の境界線を明確にしたいのだけど、普通の柵は牛に倒されてしまう!
この柵問題を解決しないと西部開拓も進まない!というくらい重要な課題だったらしい。
そこで発明されたのが有刺鉄線。牛にも倒されない強固な柵、これによって境界線を明確にすることができるようになった。そしてそれは新たな争いの元にもなる。
有刺鉄線は当時から今と変わらない形だったらしい。完成度高かったんだね。