貼雑歩録 Ver.2.0

日々の情報から拡散する好奇心と、思考の断片をスクラップブックのように書き留める試み。

小川一水 天冥の標を読み始めた

天冥の標が完結したということで、
一気に読んでみようかな、と読書開始。

天冥の標? メニー・メニー・シープ(上)

天冥の標? メニー・メニー・シープ(上)

天冥の標 ? メニー・メニー・シープ (下)

天冥の標 ? メニー・メニー・シープ (下)


元々小川一水との出会いは、
とある選評がtwitterで流れてきたからだった。

それは早川のSFコンテストで、
トランスヒューマンガンマ線バースト童話集の小川一水の選評。

トランスヒューマンガンマ線バースト童話集

トランスヒューマンガンマ線バースト童話集

f:id:digima:20190303215100j:plain

今回の選考作すべてが、様々な形で人間の独善や傲慢、怠惰や冷笑、無知や抑鬱や暴力を押し出しており、果たして文を人に読ませるという行為がなんだと思っているのか、おおいに気になった。