- 神尾葉子『花より男子』(集英社)
- 17~20巻。最後の島に拉致されて~記憶喪失まではなんだか少し終われない病的なものを感じてしまいました。が、そこくらいなもんで、基本的には駆け抜けてくれたので満足。
- 田辺イエロウ『結界師』(小学館)
- 1~15巻。初速は相当イマイチ。とにかく主人公は弱いし、なんだか目的も弱い。なんだか気になり始めるのは正統継承者にはなれなかったけどなんだか無茶強い(そしてかなり歪んでいそうな)兄貴が出てきたあたりから。とはいえ、その先もしばらく怪しいことは匂わせつつ、引っ張りすぎな感じ。で、いざ黒芒楼という敵対組織が出てきたと思ったらこっから先は割合テンポよく進むというか、テンポ良すぎて逆に物足りない感じ・・・。黒芒楼に乗り込んだ途端、それぞれのエピソードが不完全燃焼のままこなされていく感じが・・・。まぁ、そんなわけで、普通ですね。