貼雑歩録 Ver.2.0

日々の情報から拡散する好奇心と、思考の断片をスクラップブックのように書き留める試み。

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ギュスターブ・フローベール『ボヴァリー夫人』(岩波文庫) 下巻。ようやく読了。エンマの転落人生。理想が現実に押しつぶされて身の破滅。くわばらくわばら。駆け落ちの約束を反故にして馬車で去るロドルフの姿を家の窓から見て失神するシーンとかも実に映…

青山剛昌『名探偵コナン』(小学館) 10~16巻。 黒丸『新クロサギ』(小学館) 1巻。物語は普通に続いてます。詐欺って、良くできてるなぁと感心。交渉の時に役に立ちそうな気がするところもある。

青山剛昌『名探偵コナン』(小学館) 1~9巻。読んだ事なかったんです。コナン。ついでに『金田一少年』もまともに読んだ事ありません。推理ものとは小説もマンガも縁遠くて。それなりに面白いけど、まぁ、次から次へと簡単に人が死ぬなぁ。まぁ、死ななきゃ…

電子書籍メモ 流通コスト、在庫リスク、機会損失、が抑えられた分を、誰にどう還元するか。著者なのか?消費者なのか?売り手なのか?版元なのか?何をどう変えたら業界全体が活性化するだろうか?消費者還元はマストだろうなぁ。他の価格破壊を見るに、本は…

黒丸・夏原武『クロサギ』(小学館) 1~20巻。昔10巻くらいまで読んでいたのだけど、改めて一気読み。欲かいちゃダメだね。あと、無知だと自衛もできないので、続編も読もうかな。。しかしまぁ、世の中には色々な詐欺の手法が合って、実に巧妙にできている…

あぁ、忙しかった 今週も忙しかった。久しぶりに息が詰まる感じがした1週間でした。

藤子・F・不二雄『ドラえもん』(小学館) 大全集版の5巻。ドラえもんっていうパターン、世界を発明しその中で無限の展開が可能なところは、ガンダムの一年戦争という世界の発明に似ている気がする。 西炯子『ひらひらひゅ~ん』(新書館) 1~3巻。弓道…

ジェイコブ・チャン『墨攻』 つまらなかった。見所が全然なかった。物語も語れていないし、映像も、、だめ。

歌舞伎座 さよなら公演のチケット、昨夜キャンセルが出たのを上手く手に入れ急遽行ける事に。第2部。桟敷席! 取り壊される前になんとか一度行ってみたいと思っていたのでちょうど良かった。菅原伝授手習鑑『寺子屋』は泣けるお話。『三人吉三巴白波』はコ…

佐々木俊尚『電子書籍の衝撃』(ディスカバー21) 実にわかりやすく、現状と想定される未来を描いていた。これをバイブルにして、出版界を志す若者も出てくるんだろうな。いや、出てきて欲しい。そういう若者と力を合わせて、変えていきたい、というか実現し…

鷲田清一『たかが服、されど服』(集英社) 鷲田清一と集英社という組み合わせが新鮮。だと思ったら、書き下ろしではないのね。イタリアで出版されたヨウジの作品集に寄せた原稿をまとめて出したものらしい。ここ数年、かなり衰えていた気がする。そしたら潰…

おかざき真里『サプリ Extra』(祥伝社) 番外編、的なもの。 東村アキコ『ママはテンパリスト』(集英社) 3巻。昨日ごっちゃんの生写真みた。かわいかったなぁ。子どもは面白い。 中島徹『玄人のひとりごと』 2~3巻。昔から好きでした。見栄っ張りから…

昨日は 職場の同僚と同期の結婚式がかぶって2次会をはしご。めでたい。昔から行きたかった部署の人と話す。引っ張ろうとしてくれる気はあるようなのだけど、今僕がいる部署から人を取るのは非常に難しいらしい。やっぱいろいろあるのね、会社って。どっか関…

ロブ・マーシャル『NINE』 『CHICAGO』の方が上手く再構成できてたと思う。こんなに歌と踊りがあるのにどうしてこんなに退屈なんだろう。フェリーニの『8 1/2』を観て口直しをしたくなったなぁ。シネマ・イタリアーノのシーンはかっこ良かったですが。

孫正義の講演 確かにすごいです。未見の人は是非!! 自分の中の志を全うしたい、てことはやっぱり今の部署にいちゃ駄目なのかもしれないなぁ。

マキノ雅弘『昭和残侠伝 唐獅子仁義』 最高。高倉健が殴り込むに行くまでの歩くシーン、テーマ曲にのせてひたすら歩く、歩く、歩く。歩く健さんを細かいカットで。こんなの初めて見た。マキノ雅弘は天才だなぁ。