貼雑歩録 Ver.2.0

日々の情報から拡散する好奇心と、思考の断片をスクラップブックのように書き留める試み。

2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『ルパン三世2ndTVシリーズ 7』 37~42話。物凄く基本的な事だけれども、銭形警部は銭形平次の子孫。でも銭は投げない・・・。ちょっと投げた回もあった気がするけど。

ニコラス・ネグロポンテ『ビーイング・デジタル』 今から9年前、中2の時に読んで、ある意味人生を変えた一冊をふと思い出して再読。ある日突然、これから世の中にどういう変化が起きるのか、どこへ向かって動いていくのか、という大きな流れが見える時があ…

ヴィトンがジュエリー進出 ルイ・ヴィトンが本格的にジュエリーの分野へ進出、仏語で「影響力」を意味する「アンプリーズ」と名付けられたジュエリーコレクションを展開。価格は8万円台~3200万円台、だそうです。ここ数年のヴィトンの多様化はグループ…

ルイ・マル『さよなら子供たち』 ホロコーストを描いた作品として有名。握手しかける所で引き離す演出とかウマイな、と思った。何かの授業で見せられたレストランでドイツ兵が身分証の提示を求めるシーンも印象に残る。ただ、最後のナレーションはいらない。…

ハヴロック・エリス『性の心理2 愛と苦痛』(未知谷) 「性愛へ至る情動の考察」らしい。相変わらず膨大な事例を元に論じられていて雑学的な面白さだけでも満足。女性には性欲は存在しないし、快感を感じる事もない、みたいな意見が多かった中で、女性に性…

『ルパン三世2ndTVシリーズ 5』 25~30話。オープニングが変わってインストから歌詞付きに。「真っ赤なバラは~♪」てやつ。原作からストーリーを拝借する事は稀だけど、シーンやアイデアは貰っているみたい。刑事メロン(デカメロンと読む)は原作で…

『ルパン三世2ndTVシリーズ 4』 19~24話。峰不二子の良い女度がちょっと上昇。BGMの曲が少し増えてきた。が、まだ「Super Hero」は使われていないみたい。一体いつ頃からなんだろう。まるでアニメオタクな日々。2900億円市場に貢献か? ルイ…

内田百間『内田百間集成21 深夜の初会』(ちくま文庫) 百間の対談、鼎談集。座談会中酒が入るから面白い。志ん生との対談では最初は丁重な挨拶をしておきながら、酒がまわってくると「クソじじい」呼ばわり。天下の吉田茂との座談会では部屋に飾られたバ…

ビリー・ワイルダー『翼よ、あれが巴里の灯だ』 史上初の大西洋横断無着陸単独飛行を行ったチャールズ・A・リンドバーグの自伝回想録を基に映画化。あまり緊張感も無くダラダラ進行する印象。もっとテンポの良いコメディを撮れる人だと思ってたのだけど、原…

『内田百間集成20 百鬼園日記帖』 百間の日記。貧乏生活は時に可哀想になってくるが、どことなく滑稽。帯の一言が秀逸「すべて金のない喜劇である」 自殺するものはあっても、眼に愛想がつきたから眼をつぶす、耳が煩悶のもとだから耳をつぶす、この手がい…

モンキーパンチ『ルパン三世』 愛蔵版3巻読了。ルパン三世はこれにて完結。巻末付録のデータによるとルパン三世全集は全16800巻あってその内の3冊が中央公論から出版されたこの愛蔵版らしい。

『内田百間集成19 忙中謝客』(ちくま文庫) あの有名な歌が登場。 何年か前から、玄関わきの柱に書き出しておいた、蜀山人の歌とそのパロディー、替え歌の私の作である。 蜀山人 世の中に人の来るこそうるさけれ とは云うもののお前ではなし 百鬼園 世の…

ヴァレリー・アファナシエフ『ベートーヴェン:ピアノ協奏曲1、2&4』 鬼才アファナシエフのベートーヴェンのピアノ協奏曲が全て録音された模様。アマゾンにはこれしか載っていなかったが、タワレコに行けば3番と5番の2枚組も出ている。独特のスローテ…

巨大メガバンクへの懸念 東京三菱UFJができると総資産200兆円規模。これは郵便貯金と同じ規模だそうな。で、主に日本国内で投融資をするならば200兆円は過大ではないか、という指摘が。下の例えは巧いなぁ。 子供をデパートに連れて行って、100…

梅沢俊一『69』(集英社) 映画の公開に合わせてヤングジャンプに連載されていた漫画のコミック。絵が今一魅力的じゃないのは漫画としてかなりイタイ。わずかコミック1巻にまとめあげたのは評価したい所だけど、展開が早すぎて味も素っ気もない。いまいち…

玉突き ビリヤードとかダーツとかしてみる。ダーツは上達せず。ヤダヤダ。その後久しぶりに焼肉を食う。腹いっぱい食って1人2000円、安い。 オリンピックの日本代表団のユニフォーム あの花柄のマントみたいなやつとかは高田賢三のデザインだったらしい…

武田泰淳『十三妹』(中公文庫) 「シイサンメイ」と読む。日本人によって書かれた中国武侠小説の先駆。中国の歴史小説は一時期色々と読んだけれども、美女が豪傑ってのは初めてな気がする。気楽に楽しめた。

堀江敏幸『一階でも二階でもない夜』(中央公論新社) だるい気持ちも吹き飛ぶ至福の時。昼下がり、まったりとページを繰るという贅沢。引用されている詩もなかなか良くて読みたい本が増える。もう安定感があってこの人の本はハズレないだろうなぁと、安心し…

阿部和重『映画覚書Vol.1』(文藝春秋) 昨日に引き続きサブカル度高めの読書。で、あるにも関わらずいまいちノレなくなっている。菊地成孔や阿部和重が悪いと言うよりは、なんかこの手の物を読んでもうわーって夢中にならなくなってきちゃってるだけなんだ…

菊地成孔『歌舞伎町のミッドナイト・フットボール』(小学館) 知人と読んでいる本が同時期にシンクロするのは気恥ずかしさにも似たなんか妙な気分。一番最初のが一番面白かったから結構期待して読み進めたけど。後、今は編集者とのやり取りが収録されている…

Miles Davis『Dark Magus』 夏だし、なんかマイルス。冒頭から飛ばしまくり、まぁ凄いよなぁ。アマゾンのレビューとか見るとみんな褒めちぎっているし。でも僕どちらかと言うと若干だけど『Pangaea』の方が好きだけど、なんか聴きながらこれ書いてるとやっぱ…

押井守『機動警察パトレイバー2』 パトレイバ―シリーズを見るのは初めてなんだけど全部こんなに政治的なのかしら?それともこの作品だけ?意外だったけれども非常にたのしかった。

藤子不二雄A『まんが道 15』 ついに講談社の少年クラブから依頼を受けた二人。過去最高の稿料を受け取るのでした。ISBN:4835430840

買出し まとめ買いして郵送。『お厚いのがお好き』とか本になっていた。『最驚ガッツ伝説』は資金不足で買えず。

小学六年生 小学館の定番シリーズ「小学六年生」で紹介したホームページからアダルトサイトに繋がるリンクが張ってあったとか。編集段階で気づいていて掲載時は該当箇所を黒く塗りつぶしていたらしいが、保護者から抗議があったらしい。当たり前ですよね、ア…

北野武『座頭市』 親が借りて来てたので再見。やっぱり切りっぷりが気持ち良くてタップシーンまで疾走。勝新太郎の座頭市が見たいなぁ。確か全部DVD化されてるはずなんだけど、これも3万のセット×3くらいあった気がする・・・。うーむ。ツタヤでとりあ…

坂口博信『ファイナルファンタジー』 フルCGってことで話題になった映画がテレビでやっていたので鑑賞。FFつーかSF。CGならではのとんでもないカメラワークとか期待したけどそんなになかった印象。お話的にも特には感銘受けず。まぁこんなもんか。

レオポルド・フォン・ザッヘル・マゾッホ『毛皮を着たヴィーナス』(河出文庫) サディズムの語源はサド侯爵、そしてマゾヒズムの語源がこの人、マゾッホさん。そしてこの2つの性的倒錯を分類、というか名付けたのが性科学者のクラフト・エヴィング博士。種…

金子光晴『金子光晴全集7 どくろ杯・ねむれ巴里・西ひがし』(中央公論社) 金子光晴の旅行記三部作、ようやく読了。東南アジア経由、巴里へ。「どくろ杯」*1は出発、「ねむれ巴里」*2は滞在、「西ひがし」*3は帰路、おおまかに時期を分けるとこんな感じ。…

ABC事情 ABCを運営するボードほか2社は7月30日、東京地裁に民事再生の申立てを行った。支援表明していた洋販に、3社全体の株式の80%を売却し、経営権を引き渡す。洋販は早期に金融機関から資金協力を得ると同時に、取次会社の協力を取り付け、橋本店…