貼雑歩録 Ver.2.0

日々の情報から拡散する好奇心と、思考の断片をスクラップブックのように書き留める試み。

2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

横山光輝『三国志』(潮出出版) 1~10巻。男子たるもの一度は通る道、それが歴史もの。懐かしくなって一気読み。なかなか不遇の時期が長い劉備は見ていて悶々としますね。いい人なんだけど、泣かず飛ばず。あーもどかしい。人が良すぎて呂布に城をのっと…

蕎麦食った 蕎麦は良いですね。日本酒をキューっと。気が付いたら終電逃してました・・・。 時代か、伝統か 直木賞「該当作なし」の舞台裏 確かに権威落ちてきてますね、文学賞。 手塚治虫「マンガ記号論」をあらためて考える 『どろろ』 『どろろ』を起爆剤…

なんとなくVista 暇で飲んでたらちょうど日付変わる前だったのでふらふらと秋葉のヨドバシカメラへ。Vista発売イベントやってましたが人少ないわぁという印象。別に必要ないもんね。Win95のときはイベントも大掛かりだったし、一目で見て操作性が…

鈴木由美子『白鳥麗子でございます』(講談社) 3~4巻。時代感じまくりの絵。わがまま、かつマヌケな白鳥麗子が数々の勘違いから引き起こすどたばたコメディー。うーん、まぁ、ふつう。でもちょっと思ったのは漫画の中でのファッション誌の描かれ方。今よ…

手塚治虫『七色いんこ』(講談社) 5~7巻。7巻で急に七色いんこの過去、および目的が明らかに。結構とってつけたような感じ。最初からそういう話にしていたらまた違っただろうけど。 施川ユウキ『サナギさん』(秋田書店) ずっと放置してたけど、意外に…

暇ぶっこいてました 他社の人とちょっとネットのことでご相談、とか。 ソフトバンク、携帯電話10機種を発表・次はファッション性をアピール ファッション性=色ではないような。それにしても、かなり衝撃的な写真すぎてびっくりしましたよ、孫さん。ミスター…

手塚治虫『七色いんこ』(講談社) 1~4巻。“七色いんこ”は代役専門の天才役者、なのだけど、本職は泥棒。どんな役でもこなしてしまう彼の狙いは着飾った観客たちの宝石なのだ。つーわけで、ブラックジャック的な一見悪い人路線かなーと思いきや、どうにも…

手塚治虫『ブラックジャック』(講談社) 20~22巻。 間瀬元朗『イキガミ』(小学館) 1~3巻。1000人に1人、選ばれた若者が死ななければいけない社会。定められた死の1日前に本人にその旨通達するのが「逝紙(イキガミ)」で、人は残された最後…

手塚治虫『ブラックジャック』(講談社) 16~19巻。18巻まで最初に刊行されて、19~22巻は後で出たっぽい。鳥人間の話とか、たまにでたらめすぎる話がありますね。でも、ブラックジャック、悪そうに見えて実は良いやつっていうキャラは素晴らしい…

浦沢直樹『PLUTO』(小学館) 4巻。思い返せば1巻には原作がおまけについていたからでっかいのを買ったんでした。2巻はマーブルチョコでしたが、中身は入っていませんでした。(入ってると思ってたよ!)3巻になって、浦沢少年の変な漫画がくっつい…

手塚治虫『火の鳥』(講談社) 13~16巻。日本への仏教伝来を、政治と結びついた新興宗教としての仏教と土着の神の戦いっていう風に描くのは新鮮。この4冊は全集のなかで他の12冊とは別の扱い。刊行時期が違うのか?? 手塚治虫『ブラックジャック』…

手塚治虫『ブラックジャック』(講談社) 3~4巻。母を捨てた父親との再開は今の妻の整形手術の依頼。母を今でも少しは愛しているかと問うブラックジャックにきっぱりとNOと答える父親。ブラックジャックはその女の顔を母そっくりに作ってしまうのでした…

手塚治虫『ブラックジャック』(講談社) 1~2巻。今読んでもすこぶる面白い。あっちょんぶりけ!

手塚治虫『火の鳥』(講談社) 11~12巻。源平の合戦を舞台に歴史を遊んでいる感じはどことなく山田風太郎を思わせる。あー、明治時代ものが読みたい!

手塚治虫『火の鳥』(講談社) 8~10巻。永遠の命を求めて火の鳥の血を求める人間。でも人間が自らの科学技術で不老不死を手に入れたとしたら。手術で体の大部分を人工物と取り替えたレオナは人間はグロテスクに、ロボットは美しく見えるようになってしま…

手塚治虫『火の鳥』 6~7巻。引き続き我王と茜丸のお話。いやはや名作。『アドルフに告ぐ』のカウフマンもそうだし、この茜丸もそうだけど、最初は良いやつだったのに、悪いほうに堕ちていく様子がすごいよね。

手塚治虫『火の鳥』 3~5巻。この辺はもうかなり快調。特に5巻の彫刻家二人の話は大好き。ただの悪党が次第に悟りを開いていって、善いやつだったのが権力に取り付かれて捻じ曲がっていく様は見ていてぞっとします。残った片腕をも切られるところが子供な…

手塚治虫『どろろ』(講談社) 1~4巻。48体の化け物に体の各器官を奪われてるっていう設定。倒すたびに戻っていくのだけど、この設定の時点で4巻じゃ終わらないよね、という気が。案の定最後はでっかい化け物が登場してお茶を濁す形になってしまう。手…

手塚治虫『アドルフに告ぐ』(講談社) 1~5巻。手塚治虫漫画大全集、買っといてよかったなぁ、と思う今日この頃。すべてが高画質PDFファイルになっているのでパソコンで読めちゃうのが便利。ヒットラーにはユダヤ人の血が混ざっていた!そんな秘密文書…

京極夏彦『魍魎の匣』(講談社文庫) 下巻。ミステリーを読むのは本当に久しぶりだったわけで、それなりに楽しいことは楽しいのだけど、でも本当に読みたいものとは違うのかも、とも思ってしまった。むしろ山田風太郎の明治物とか日影丈吉の全集とか読みたく…

京極夏彦『魍魎の匣』(講談社文庫) 中巻。たとえば乱歩をあの淫靡かつ猟奇的な世界を楽しむのと同じように京極夏彦もその世界を楽しめばよいのかもしれない。結局は非現実の世界なんだから。

会議 とにかく1日中会議で、終わり次第青山に打ち合わせに行って、その後帰宅。明日から会社を休んで田舎へ。関係ないことですが、モトローラの携帯を使っている人を初めて目撃。かっこえーわー。でも電池の持ちが悪すぎるらしい。 子供以下の親 身勝手な論…

京極夏彦『魍魎の匣』(講談社文庫) 上巻。京極ファンの友人からこれが一番衝撃的だったと勧められ読み始める。読んでる間は楽しいのだけども、はてさて、どういうオチがつくか。そういえば、これ、映画化するらしいですね。

休み最終日 遊びに来ていた従姉妹と母親が買い物に出かけている間に企画書を書いてしまおうと思いつつも、やる気がおきず。だらだらゲームなどをしていたら、田舎の祖父の容態が悪化との知らせ。大丈夫そうだから、と出てきていたのだが従姉妹と母は急遽帰省…

稲垣理一郎・村田雄介『アイシールド21』(集英社) 16~22巻。ちょうど良いところで切れてしまった!!神龍寺戦、これでもかってくらい盛り上がる。この後大丈夫なのかなって心配になるくらいの盛り上がりですが・・・。とにかく次の巻が待ち遠しい!…

稲垣理一郎・村田雄介『アイシールド21』(集英社) 11~15巻。泣けるのは勝ち続けて行くセナたちよりも、むしろ負けていくほかのチームの描写。いやはや、うまい。そして、ちゃんと物語が進む。これもすごい。ほかの漫画だと、コミックス1巻で何も話…

稲垣理一郎・村田雄介『アイシールド21』(集英社) 6~。いわゆる王道の漫画ね、なんて簡単に言うけれど、王道のものを作るのって本当に難しいんだよね。出版社に入って気づいたことは、マス向けのものほど難しいということ。狭いターゲット相手に作る方…

稲垣理一郎・村田雄介『アイシールド21』(集英社) 1~5巻。アメフトというどちらかというとなじみの薄いスポーツを題材にしてはいるものの、相当面白いという噂。確かに絵も現連載人の中ではかなりうまい方。で、最初からちゃんと読んでみる事にしまし…

ジョージ朝倉『恋文日和』(講談社) 1~3巻。おもろいと聞いていたので買ったのだけど半年くらい放置してました。読んでみたら確かにうまい。恋文にまつわる短編集。胸キュン(死語)ですな。ただ私の周りの漫画オタクに言わせるともっと良いのがあるらし…

安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(角川書店) 14巻。オリジンをぜひアニメ化して欲しい!!最高の技術で。初代ガンダムで語られなかった部分を語ってくれているので実に面白いです。初代ガンダムは初期設定が緻密な分、ある程度自分で補足してい…