貼雑歩録 Ver.2.0

日々の情報から拡散する好奇心と、思考の断片をスクラップブックのように書き留める試み。

2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『新・コピーライター入門』(電通) 某塾の講義の雰囲気は少し味わえるかもしれない。そう言う意味で懐かしく思いながら読んだ。コピーって言うのは素っ気なく言うなら物を売るための言葉だという事。詩とかとごっちゃになってたり、人を感動させるために書…

イッセイミヤケがフロムファーストに「me」の初路面店 どんなんなんだろ?なんか求心力なくなってきてるよなぁ。

石田千『踏切趣味』(筑摩書房) 所々の何気ない表現が新鮮なんだよなぁ。言葉も言い回しも気の利いた斬新な物ではないのだけど思わずどこか懐かしいというかなんと言うか。香りを探す、とか何でも無い言い方なんだけど、妙に新鮮に感じたり。石田千はとりあ…

ジェームズ・C・コリンズ『ビジョナリー・カンパニー』(日経BP) 永続する、真に卓越した企業の条件、それは会社の基本理念にあると解き明かしたビジネス書の名著。逆に言えば創業時から斬新なアイデアがある事は必ずしも成功の条件ではない、むしろアメ…

働く女性に重宝、アツギの「レリッシュ トウクッション」 こういう悩み多いのかな?メモメモ。すべては読者のために。 共働き 夫の家事貢献度は? 申し訳ないけど家事には向いてない。 洋服にアレンジ和小物が人気 2005年の浴衣 これオモロい。 クール?ダサ…

散財 みずほから。マイレージ・クラブのカードが届いたので、久しぶりに、ひたすら服を見に行きました。おい!大丈夫か俺!!ってくらい使いそうになりました。頑張って残業しようと思います。 「テレビの中で人生体験」 徹子の部屋30年 30年てよく考え…

植草甚一『植草甚一スクラップ・ブック33 ぼくのニューヨーク案内』(晶文社) ようやく100冊読了。やっぱ働きながらだとペース落ちるなぁ、とはいえ1年の半分で100冊越えたって事はもう半分で200冊突破できるってことなのか?そんなに甘くはな…

康芳夫『虚人魁人 康芳夫』(学研) 康芳夫とは何者か?国際暗黒プロデューサーである!インディ500も、モハメド・アリも、トム・ジョーンズも、初めて日本に読んだのは康芳夫なのだ。他にもネッシー捕獲大作戦をしてみたり、極真空手VS人食い虎とか企…

この日は 帰宅後一人でワイン飲んでぶっ倒れるように寝てしまいました。 8割が就職の「勝ち組」 新入社員の意識調査 この国の1億総中流思考は筋金入りなのね。勝ち組とか負け組なんて言葉が出てきた所で8割の人が勝ち組だと思っているくらいヒエラルキー…

ミシェル・ウエルベック『闘争領域の拡大』(角川書店) セックスの負け組はとにかくヤれない。切ないね。処女作らしい。今ひとつ物足りない。あっさり読めて、終わってしまった。他の作品はどうなんだろうか?本屋で目に入ったらとりあえず買ってみようとは…

竹内慎司『ソニー本社六階』(アンドリュース・プレス) これが本当だとしたらソニーの経営陣もかなり終わってるなぁ。外面は良いけどただの専制君主&取巻きがとにかく上の顔色しか伺わない無能集団、って感じ。でも嘘ついてるとは思えないっていうか、映画…

山口瞳『続・礼儀作法入門』(新潮文庫) 元々は集英社文庫に入っていたものを改題して再出版したものらしい。そう言う時の権利関係ってどういうことになってるのだろうか??まぁなんとなく読めるけど特別役には立ちそうもない、というかやっぱり古臭い。 …

山口瞳『礼儀作法入門』(新潮文庫) 細かな所作をどうこう言う本ではなくて、人とのつき合い方、気の配り方、心構え、みたいなのが書いてある本。上司が部下に読ませたい本、とかになっちゃいそうな感じの本。特に団塊の世代で山口瞳って流行ってた訳だし、…

米国のまゆメーク専門サロン「アナスタシア」、渋谷にオープン まゆメークの専門店らしい。 ヴィトンの新作、「アンティグラ」 ヴィトンがキャンバス地を全面にあしらったアイテムを発表したのはこれが初めてらしい。 東コレ活性化作戦 製造から小売まで、業…

パリの独創的なクリエーションが人気『lilith』直営店がオープン。 こ洒落カジュアル。パリっていうか、日本ぽい。

辻惟雄『奇想の図譜』(ちくま学芸文庫) 若沖も白隠も決してメインストリームではないが、作品にオリジナルなパワーがある。図版も豊富で良かった。日本美術も良いなぁ。写楽は誰か、論争も読み応えあり。『奇想の系譜』という本の妹分らしいので、次はそち…

稲垣足穂『稲垣足穂コレクション4 ヴァニラとマニラ』(ちくま文庫) 出ました、肛門感覚!「ヴァニラとマニラ」はサド侯爵についてのお話。まぁ良くわかりませんけど、男色のお話も多めでした。

本が届いた 今回はバリエーション豊かなお買い物ができて超満足。『ビジョナリー・カンパニー』はIT系の若社長達の多くが座右の書にあげる1冊。てなわけで読んでみることにしたのだけど、独立したくなっちゃったらどうしましょ、とちょっと不安。 三浦し…

三浦有為子『恋の四十八景』(薫風社) イラストレーター、さやかのイラストを見てみたかっただけ。既視感が若干あるけど、とてもオシャレだし、この本が売れなくても、いずれ売れると思います。

三角みづ紀『オウバアキル』(思潮社) この装丁で1800円は高い。売れないから、仕方ないのだろうけど、こういう感じの売り出し方ではいつまでたっても売れないだろうなって気はする。自意識過剰の垂れ流し一歩手前で踏み止まろうとしてる感じはします。…

朝吹亮二・松浦寿輝『記号論』(思潮社) 書いた言葉をお互いに次々と、容赦なくいじる事でできた詩集。目指すは誰のものでもない言葉。後半圧巻。詩って自意識の過剰な垂れ流しではないんだよね、と詩を読んでると思う。

11時帰宅 帰宅後映画化を持ちかけられている某作品の脚本読みをしなくてはならず、更新している場合ではない、って感じ。眠い。

植草甚一『植草甚一スクラップ・ブック21 ニュー・ロックの真実の世界』(晶文社) ドアーズとか懐かしのロックを聴きたくなってしまいました。

岩館真理子『アマリリス』(集英社) 1巻読了。知人が面白いと言っていたので騙されたと思って読んでみるとこれがクソ面白い。少女漫画系はまったくの門外漢なので岩館真理子がどんだけ凄い人なのかとかなんもわからんのだけど、これはヤバい。だってこの絵…

植草甚一『植草甚一スクラップ・ブック ぼくの大好きな外国の漫画家たち』(晶文社) 当時のアメリカの最新事情を植草甚一は自らを通して日本に情報提供していた訳だよ。まさに、彼は一人の強烈、かつ猛烈な編集者であった訳だ!感服。結局どれ読んでも感想…

五十嵐大介『そらトびタマシイ』(講談社) この人はONE & ONLYな魅力があるなぁ。今後が色々楽しみだー。 藤子不二雄A『魔太郎がくる!!』(ブッキング) 7巻読了。それにしても魔太郎痛い目にあい過ぎだろー。顔面から派手に流血してるシーンが多くて凄…

羽海野チカ『ハチミツとクローバー』 1~3巻読了。何かと話題の漫画だし読んでみようかな、と。普通に面白かった。もっと売れて良いんじゃないかしらん。てか友人からの借り物なので続き買ってこようかな。少女マンガは恋愛ありきではあるけれど、それでも…

大竹伸朗『既にそこにあるもの』(ちくま文庫) 恥ずかしながら大竹伸朗の事は知らなかった。読んでみたらめちゃくちゃ文才あってビックリしました。美術家の書いた文章って面白いな。美術家や写真家ってやっぱ「眼の人」な訳で、そういう人達が何をどう見て…

トリンプ、ネット限定シリーズ新作 このシリーズ、まじで人気あるらしいね。 ファッションショー 10~11月に「東京版パリ・コレ」初開催--あす発起人会 素朴な疑問を一つさせて頂くならば、なんで今やってる東京コレクションじゃ駄目なの? おやじの服…

鈴木清順『オペレッタ狸御殿』 80を越えて今なお奇才。編集者たるものこれくらいの頭のおかしさは持っていたいよなぁ、なんて思ったり。色んなジャンルの音楽でオペレッタしてくれてとにかく笑ってしまった。傑作はヒップホップ。ひたすら笑ってたんだけど…