貼雑歩録 Ver.2.0

日々の情報から拡散する好奇心と、思考の断片をスクラップブックのように書き留める試み。

2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

新規国債1兆円減額とか金利とか。 国の税収も増えて来たんだなぁ。これから先10年、本格的に景気回復路線?そういや銀行の住宅ローンの金利、据え置きと引き上げで対応が二分されるみたい。東京三菱は据え置き(実質値下げみたいなもの)で一気に貸出しを…

藤子不二雄A『まんが道 14』 トキワ荘の若手で新漫画党を結成。でもこの巻はちょっと地味。ISBN:4835430832 藤子不二雄A『プロゴルファー猿 4』 引き続き功夫ゴルファーとの対決。尋常じゃないコースの連続だけど、ま、良い感じ。ISBN:4835430964 岡崎…

友人にかしてた大量のCDが戻って来たので久しぶりに聞いてみたり。ジミヘンの「All Along The Watchtower」とか、青春な感じ。ドクター・ジョンのコテコテな感じもやっぱりたまらないんだなぁ。

ロード・ダンセイニ『魔法使いの弟子』(ちくま文庫)

ダンセイニの長編小説。妹の持参金を工面するために練金術を学びに森の魔法使いのもとへ弟子入りした兄。自らの影を代償に魔法を覚えようとするが・・・。名作ファンタジー。 魔法使いの弟子 (ちくま文庫) 作者: ロードダンセイニ,Lord Dunsany,荒俣宏 出版…

ワインの話 ついでに伊勢丹のワインセラーをチェック。エノテカのプリムール販売はかなり割安で買える事が判明。もっとも、その年のワインが本当に歴史的ビンテージだった時は、だが。要するに株のように時価は変動するのである。それを利用したワイン・ファ…

ワイン、ワイン、ワイン。 ワインショップ・エノテカで2003年のワインのプリムール販売が始まる。プリムール販売と言うのはシャトーから直接買い付けて中間マージン無しで売る形態、みたいな感じ。目下勉強中。なんか買ってみようかなとか思って見ていた…

アーシュラ・K・ル・グウィン『ゲド戦記外伝』(岩波書店)

本編の世界観を補足する様なエピソードを集めた短編集。本国アメリカでは5巻より先に外伝が刊行されていたとの事。ゲドの大賢人時代のエピソード等もありゲド戦記ファンは必読。思えば小学校の図書館で出会い、その頃は只の地味なファンタジーだと思って読…

資生堂『ワード文化大事典01ー02』 はるばる九州の古本屋から届く。半額。

アンドレ・ブルトン『狂気の愛』(思潮社)ISBN:4783727538 自らのシュルレアリスティックな体験を語る部分が有り面白い。ジャコメッティと骨董屋を廻っていて見つけたスプーンの話は印象的。マン・レイが撮影したスプーンの写真も掲載されていて、そのスプ…

『金子光晴全集6 マレー蘭印紀行・詩人・新雑事秘辛』(中央公論社)

全集は1冊読むのに時間かかる。まぁ3冊分だから当たり前と言えば当たり前だけど。金子光晴と言えば詩人だけど、今は詩人としての金子光晴にはあまり興味が無い。じゃあなんで全集か、と言うと旅人としての金子光晴に興味があるから。東南アジアからヨーロ…

業田良家『自虐の詩 上』

自称「日本一泣ける文庫」4コマで描かれる人生模様。ダメ男と尽くす女の構図が徹底されていておもろい。後半が凄いらしいので期待大。

ワインセラー ワインセラーも家庭用の廉価版が色々出てきたらしい、というか出てた。見つけてしまった。イタリアで買ってきたワインを守るためには必要不可欠である、という結論に達したので購入。これで安心してワインの買い置きができる。多分、就職の記念…

資生堂 花椿は毎年一年分を合本にしたセットが売っているのだけれどこの過去の合本を買いたい今日この頃。日本の古本屋、でも1件しかヒットせず。他にも各界著名人の講演録、『ワード』も毎年合本を出している。こちらは今でも揃いそう。

五十嵐大介『はなしっぱなし 上』(九龍コミックス)ISBN:4309728405 五十嵐大介『はなしっぱなし 下』(九龍コミックス)ISBN:4309728413 谷岡ヤスジ『アギャキャーマン傑作選』(実業之日本社)ISBN:4408612081 業田良家『自虐の詩 上』(竹書房文庫)ISBN…

庵野秀明『キューティー・ハニー』

開始1分でオタクがバカうけ。余りにもでかいリアクションにちょっとしたカルチャーショック。小ネタだらけの映画。所々でハニーの孤独を演出してみたり。ちょっとしんどい所もあったけど、まぁある程度覚悟していたのでいいや。キューティー・ハニーと言え…

ナンシー関『超コラム』(世界文化社)

きっとTVに突如現れた尾藤イサオがいつになく気になったのはこの人の本を読んでいたからなんだろう。本書では尾藤イサオは出ていなかったけれども・・・。数ある消しゴム版画のなかで、とりわけ素晴らしい逸品を見つけた。田中邦衛。版画だけでは無い。「…

定職に就かない「フリーター」になった動機について、自分の目標に向かって「やりたいことがある」などとする積極派が約4割を占め、「会社が倒産した」といった消極派の約3割を上回っていることが14日、人材派遣大手パソナなどが設立した調査・研究機関…

『Men's EX 特別編集 最高級靴読本』(世界文化社) 昔買った雑誌の別冊革靴特集を今さら読んでお勉強。以下革靴覚書。いつか役に立つ、といいな。 ジョン・ロブ イギリスのKing of 革靴。ポール・ハーデンもここで修行したとか。青山にある既成靴のジョン・…

石橋義正『オー・マイキー』『バミリオン・プレジャー・ナイト』

ヤフーで無料で見れたので見てみた。もっとブラック、もっとシニカル、な方が良い。アイデアは買うけど脚本がなぁ、と今一つ物足りない印象。

昨日イオンが輸入販売する台湾の電機メーカー、東元電機製の液晶テレビについてシャープが販売差し止めを請求した問題で、イオンはシャープとの取引中止を発表。が、今日になって1日で和解。なんだか人騒がせ。

今回の旅行で『フィネガンズ・ウェイク』二度目の挫折。言葉遊びの面白さは前より味わえるようになったかも。でも全部読むのはしんどい・・・。挫折。結局旅行中1冊も読み終わらなかったが、志ん生の落語CDは猛烈に進んだ。

ローマ→モスクワ

モスクワ経由で帰途につく。4時間かからずにモスクワには到着。キャビア売ってたけど高かった。で、すぐにおなじ飛行機に再搭乗。モスクワ→成田へ。機内で流れるNHKの「おはよう日本」が懐かしい。写真は中からどんどん小さいのが出てくるロシアの人形。

ローマ

終日フリーで市内観光というか買い物と言うか。イタリアブランドは間違いなく安い。スペイン広場では陽気な兄ちゃんが「ナカタ、ナカタ」と話し掛けてくるけどちょっと相手するとすぐミサンガを取り出して巻き付けてこようとする。巻き付けられたら金よこせ…

ローマ

毎日都市を点々と移動。ハードスケジュール。2000年前に架けた橋を今でも使っていたり、カエサルの時代のコロッセオ(誰でも知ってるコロッセオとは別)の上に500年前貴族が建てたお屋敷が今ではアパートとして使われていたり、とかとんでもない都市…

フィレンツェ

日曜日。良く見るとEUの旗とレインボーフラッグを掲げる家が結構ある。レインボーフラッグは平和(反戦)の象徴なのだそうな。サンフランシスコではゲイの象徴。所変われば、変わるもんですな。 ウフィッツィ美術館 ダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエ…

ヴェネチア

高潮 近年ヴェネチアは高潮の被害に。街が1.4メートルも浸水する事もあるとか。海面の上昇と地盤沈下のダブルパンチが原因らしい。ちなみに地盤沈下の原因は付近の工場地帯の地下水汲み上げらしく、今は地下水汲み上げ禁止だとか。 ドゥッカーレ宮殿 旧ヴ…

ミラノ、ヴェネチア

免税店 ツアーだから仕方ないんだけどしょうもない現地の免税店に連行される。エルメスぱくり(ケリーとか、バーキンとか)のバックなどがあり笑う。パリコレで話題騒然、ゴルチェに変わった新生エルメスの横長ケリーを早速ぱくり。このフットワークの軽さに…

機内で見れる映画は期待外れ。お金を払ってまでは見たくないけれどそれなりに話題作、今ならトロイとか、やってるかと思ったのに・・・。仕方なく『クラブ進駐軍』を見るがつまらなくなって寝る。志ん生のCDを持って来て良かった。ちなみに機内食の赤ワイ…

結城英雄『ジョイスを読む』(集英社新書)ISBN:4087202437

思ってた以上に内容は入門編。ジョイスの伝記、世評の変化、作品のあらすじ等。既に読んでる身としてはあらすじなんかいらないわけで。ただ、『フィネガンズ・ウェイク』のあらすじだけは有り難かった。あれは、さすがに読めないでいるから。ただ、『フィネ…

藤子不二雄A『プロゴルファー猿』(ブッキング)

1巻(ISBN:483543093X)、2巻(ISBN:4835430948)読了。子供の時に見たアニメ版のおぼろげな記憶では「旗包み」*1が決まるとそのままカップに入っていた気がしたが漫画版では今の所カップ周辺に落下するだけ。猿丸の弟(しかも最年少の弟)が常に一升瓶を…