貼雑歩録 Ver.2.0

日々の情報から拡散する好奇心と、思考の断片をスクラップブックのように書き留める試み。

2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

角田光代・岡崎武志『古本道場』(ポプラ社) ポプラ社ってのがなんか珍しい。ポプラ社の本なんてほとんど持ってない気がする。内容は角田光代が古本の世界に入門、神保町から最新のおしゃれ古本屋まで色々巡りながら道場主から出される課題をこなしていくと…

ノーチェックだった“ギャル系”ショップで発見! 即刻入手したい服 & 小物12選 ほんと、エル・オンラインの企画って面白い。

舞城王太郎『阿修羅ガール』(新潮文庫) とりあえず最近の作家のモノも読んでみなくては、と思い読んでみた。茂木健一郎が散々言ってたし、なんか気は進まないのだけど。案の定自分の好みとはかなり違うのだけれども、これが割と若い人達に面白がられるのは…

課題で多忙 ブログどころの騒ぎではない。

【出版科研の書籍・雑誌販売額調査】3月期は対前年比1・4%減と3カ月連続の前年割れ 書籍が3・4%増とプラスに転じたが、雑誌が5・8%減と大幅なマイナスとなったことが響いたとの事。ヤバいぞ、ホントにやばい。

内田百間『内田百間集成23 百鬼園戦後日記』(ちくま文庫) 長らく積読状態で放置していたものを読了。これにて全24巻の百間集成完読なり。それまでも色々な出版社の文庫でバラバラに出ていたがこういった形でまとめてもらえると実に読み易いし、何より…

植草甚一『植草甚一スクラップ・ブック 35 ジャズ・ファンの手帖』(晶文社) さすがにもう惰性で読んでいる感じにはなっているけれども、ジャズの話はやっぱりなんか懐かしくて良い感じ。ビル・エヴァンスは初心者臭いけど、なかなかどうして奥が深いです…

安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 9』(角川書店) やっとでました、9巻。何とこの巻、アニメでは語られなかったシャアとセイラの幼少期のお話。ザビ家に乗っ取られ、二人が逃げ出すまでのエピソードが。若きランバ・ラルも出てきて、なんだかとにか…

江戸川乱歩『江戸川乱歩全集16 透明怪人』(光文社) 少年探偵団シリーズには毎度驚かされます。「透明怪人」の正体が操り人形ってオチも笑うしかないし、さらに凄いのは「宇宙怪人」、宇宙人が空飛ぶ円盤で現れちゃうんだけど、円盤は紙で作った円盤状の…

遅番でしんどい 日記はずる休み。もしくは翌日へ持ち越し。少年探偵団シリーズを読んでいるのだけど、相変わらず、なんかほのぼのとしたというか、どっか抜けてる感じの面白さがあって、ニヤニヤしてしまう。透明怪人の正体は紐で吊るされた大きな操り人形で…

Charles M. Schulz『SNOOPY BOOKS 39 うでずもう選手スヌーピー』 Charles M. Schulz『SNOOPY BOOKS 40 スヌーピーのげきつい王』 Charles M. Schulz『SNOOPY BOOKS 41 ゆめみるスヌーピー』 意外と読むの時間かかる・・・。スヌーピーの犬小屋が火事になっ…

「CanCam」オーディション ポスト山田優は長身女子大生 徳島県出身で四国大学3年生の犬伏まり。 ファッション業界 インテリア参入続々 ワールドが大手アパレルとしては初のインテリア参入らしい。

須賀敦子『塩一トンの読書』(河出書房新社) 「すじ」を読むだけが小説じゃないんだ!そこからどんだけ離れた楽しみ方ができるかってのも小説の面白さ。読み終わって、どんな話かなんて覚えてないような本でも良いものはたくさんある、はず、だ。そもそも詩…

谷川俊太郎『現代詩文庫27 谷川俊太郎詩集』(思潮社) 連作「鳥羽」はまぁまぁ良い感じだけど、これといった1編がない気がする。戯曲もそこそこ面白かった。「朝のリレー」はたまたま大衆受けしたけれど、詩人としてこの人の力量ってどの程度のものなん…

福嶋舞『Nothing』(リトルモア) この何とも言えない頽廃的な感じ、嫌いじゃないな。そういや同時代で頽廃的って言葉が似合うの珍しいかも?この前つまんない研修の時にこれ持って行って見てたら「それ、Nothing?」て某女性に聞かれたから「うん」て答えた…

P・G・ウッドハウス『ウッドハウス・コレクション 比類なきジーヴス』(国書刊行会) イギリスのユーモア小説。日本では余り知られてないけれど、ぐうたらでダメ男なバーティーと召使ジーヴスのコンビは世界的に有名らしい。直接的な派手なユーモアでなく…

バルベ―・ドールヴィイ『悪魔のような女たち』(ちくま文庫) あんまり面白くなかったなぁ。電車の中で睡眠効果抜群で読み終わるのに異常に時間かかってしまった。1か所、ホントにバカっぽくて笑える所があったけれど・・・。その時だけは眠気さめたわ。原…

ビックリ仰天、トム・フォード、エスティー・ローダーに参加 新ビューティラインを作るためにトム・フォードが加わるとエスティ・ローダーが発表したらしい。ほえー。別に好きじゃないんだけどでも影響力ある人だし、やっぱ興味はあるなぁ。どういうショック…

眠い 帰宅後少しガンダムをやってしまった。地味に終盤戦。ビグザム倒したぞ。しかし眠い。そして懐かしいというただそれだけの理由で聖闘士星矢のゲームも欲しくなってきた。 <三菱自動車>27万台リコール やけど事故2件も またかよ・・・。三菱地所も…

小学館、平成17年2月期決算で増収に 売上高は約1540億円で前年比約40億円増の見込み。書籍のミリオンセラーや“セカチュー”のDVDがけん引役に。利益はいかほどだろう、気になるワー。 bk1、サイトを4月11日に全面リニューアル システムの入れ替えにより表示速…

植草甚一『植草甚一スクラップ・ブック3 ぼくの大好きな俳優たち』 シュトロハイムの写真がかっちょえー。良いなぁ、映画みたいなぁ・・・。映像を浴びたい今日この頃。しかし、、、明日からまた会社だ。

ジュンク堂 つい、買ってしまった。小沼丹の幻の長篇、全集未収録ですってズルイよなぁ。ついこないだ全集出したばっかりのくせに。別巻て事でだせよ、とか思いつつ、買った。福嶋舞は84年生まれの若手イラストレーター。物凄くかったるそうで、ちょっと今…

取次会社 オートメーション化の波は凄まじく、アナログな商品の仕分けに最先端の技術が導入されているんだから不思議な気分になる。同じような品揃えの書店ばかりになるパターン配本の弊害はあるとは言え、書籍物流においてなくてはならない存在になってしま…

あえて買った。 やる時間、無いけど。それでも忙しいとかを理由に買わなかったり興味をなくしていったりしてしまうと、なし崩し的に色々なことを諦めてしまいそうで。好奇心と行動力は、どんな時でもフル稼働、それが出版人のあるべき姿だ!多分。 世界にた…

稲垣足穂『稲垣足穂コレクション3 ヰタ・マキニカリス 下』(ちくま文庫) 読みながら何度も寝てしまった。通勤電車(もはや通学電車でないのだ!)での読書には適さない本かも。とはいえ家でじっくり読む時間はなく・・・。 須賀敦子『こうちゃん』(河出…

本屋大賞に『夜のピクニック』 恩田陸の「夜のピクニック」(新潮社)が受賞。新潮社は昨年の小川洋子著「博士の愛した数式」に続き2年連続!新潮文庫だけじゃないんだぜって感じ。

稲垣足穂『稲垣足穂コレクション2 ヰタ・マキニカリス』(ちくま文庫) 所々わけのわからない所もあるけれど、冒頭の「黄漠奇聞」なんてまるでダンセイニそのもの。出だしから一見して、ダンセイニとわかる文章なのが面白い。やはりタルホは相当ダンセイニ…

絵が到着 先日個展で購入したイシワタマリさんの絵が届く。彼女のサイトはこちら。額装しようとも思ったのだが、無理に引っ張ると剥離する恐れがある事や、数年ガラスに密着させたまま放っておくとくっつく可能性もある、などと店員に言われたので、とりあえ…

庄野潤三『絵合わせ』(講談社文芸文庫) 自分の家族のとりとめのない日常を綴った作品。とりとめのない日常って言うのは何でもないのだけど、留まる事なく流れさっていって、取り返しのつかないものなんだと思う、ってほとんど同じ事解説に書いてあるぞ。む…

社会人デビュー 入社式など。やはり、なんか学生とは違う。 ペイオフ全面解禁 まずは1000万以上貯めないと悩みようがない。 都が出資の「新銀行東京」スタート 庁内から不安の声も 確かに時期を逸しかけている感あり。構想当時から現在までに銀行を取り…