貼雑歩録 Ver.2.0

日々の情報から拡散する好奇心と、思考の断片をスクラップブックのように書き留める試み。

2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

EMIセール 渋谷タワレコのクラシックの階でEMIのセール中。クレンペラー、デュプレ、リパッティ、など結構お買得な物もあった。1枚1100円くらい。金ないので買わず、だったけど。

UFJ合併問題 三井住友も名乗りをあげた!一体どこと合併する事になるのやら。現実的に三井住友と合併とかあり得るのか?ただのパフォーマンス?とりあえずみずほも名乗りをあげたりしたら三つ巴だな。(補足)ニュースで言ってたが、三井住友としては、新…

『ちくま日本文学全集 武田泰淳』(筑摩書房) 辛亥革命をテーマにした「秋風秋雨人を愁殺す」、人肉食をテーマにした「ひかりごけ」の2作品は重い。「もの喰う女」や「女賊の哲学」といった佳品との雰囲気の違いにちょっと戸惑う。「司馬遷伝」は大義名分…

内田百間『内田百間集成17 うつつにぞ見る』(ちくま文庫) 百間と交流があったりなかったりした人達の人物論集。吉田茂との会談を出版社から持ちかけられても総理大臣などと云うものは好きではない、とはねつける。が、ご馳走してくれるんなら良い、とも…

城アラキ『ソムリエ』(集英社) 4~9巻読了。色んなワインを飲んでみたいなぁと言う気分になる。一応ワイン漫画では無くてソムリエ漫画って事になってるんだけど、まぁどっちでもいいや、という感じ。とりあえず、安かったし、非常に満足。

04年の仏ワイン、豊作貧乏 遅霜と酷暑で不作だった昨年比2割増、らしい。が、販売低迷中だとか。というか、遅霜と酷暑で不作、と書かれると03年がダメみたいに聞こえるけれども、03年は歴史に残るグレート・ヴィンテージになりかねない当たり年なんだ…

城アラキ『ソムリエ』(集英社) 1~3巻読了。ワインが本当に繊細な飲み物である事がわかる。奥深いなー。扱い方を覚え切らないよ、という気分にもなるが、まぁ気楽に、適当に、少しずつ覚えていけば良いや、という事にする。別にうまけりゃ堅苦しい事言わ…

金井美恵子『目白雑録』(朝日新聞社) 批評性のある日記風エッセイ。目指す所は大岡昇平の『成城だより』らしい。相変わらず舌鋒鋭く思わずにやりとさせられる所も多い。ただ、なんか文壇、って言う変な世界のうんざりする感じがあって、文芸担当の編集とか…

ハブロック・エリス『性の心理』(未知谷) 神保町で味つけた掘り出し物。全6巻7分冊。澁澤龍彦の本に良く名前が出てくる人で性ににまつわるあれこれが考察されている。単なる下ネタ、エロ本ではなくて、かなり学術的な著作ですよ、ホントに。 ローレンス…

鴨居羊子『鴨居羊子コレクション3 カモイ・ヴァラエティ』(国書刊行会) 自費出版限定500部しか出されなかった「ミス・ペテン」を収録。これには細江英公が鴨居羊子の作った人形を撮影した写真集付き。文才あるなーと思っていたらそれもそのはず、元新…

中島徹『玄人のひとりごと』(小学館) 以前ブックオフで購入。単行本化されていたとはしらなんだ。年齢、出身地、経歴など一切不明の玄人(プロ)雀士・南倍南。麻雀だけでなく、世の中のあらゆることに精通している玄人中の玄人……と、本人だけは思っている…

みずほシステム統合始まる みずほ銀行は20日、預金や融資などの取引を処理する「勘定系システム」の完全統合に着手し、第1弾として都内5支店のシステム移行を完了した。システム統合などで06年度末までに1000億円のコスト削減効果というから驚き。…

『千一夜物語 26』(岩波文庫)

『千一夜物語 26』(岩波文庫) ついに、読了。2年の三田祭合宿に行く前に神保町で購入して以来実に1年と9ヶ月。全26巻、千一夜に渡る壮大なお話読了。シャーラザードは千一夜話し終えてどうなったか?シャーリアール王に殺されてしまったのか?結果…

梶原一騎『新・巨人の星』 5~9巻読了。右投げで復活した飛雄馬、ついに女に惚れる。が、親友の伴もその女優に惚れていた。伴は自分は両思いだと勘違いするが、女優の意中の人は飛雄馬だったのだ~。しかーし、愛情よりも友情と野球を取る飛雄馬なのであっ…

大友克洋『スチームボーイ』 初日に見てきた。劇場はかなりこんでいた。期待とちょっぴり不安もあったけれど、大友克洋は凄かった。相当レベル高いです。強大な力を手に入れてしまった人間がその力を持て余しはじめる、というテーマはアキラから一貫している…

今日は朝から夜中まで一日中課題に取り組む。「雑誌の見開き風自分史ブルータステイスト」にしてみた。自分が今までハマった物を回顧していたら、無性にストリートファイター2がやりたくなった。今すぐにでも波動拳打ちたい。明日プレステ2用のが安く売っ…

梶原一騎『巨人の星』 消える魔球、大リーグボール二号は中日に移籍し星一徹に指導された親友の伴、永遠のライバル花形、左門に完全に見抜かれ敗北。しばしグロッキー。途中「愛」を語りだしたりして面喰らいつつも、最終的には不死鳥の如く大リーグボール3…

村上龍『69』(集英社) 映画を見る前に、原作を読まねばならないわけで。村上龍の自伝的小説。特に何の変哲もない青春群像か。出てくる単語はなじみの多いものばかり、サブカルな雰囲気はなんか嬉しい。「~~と言うのは嘘で、」と言う言い回しが多用され…

ゼミの卒論 参考文献やテーマ等の報告があるため調べてみたり。大枠のテーマは「社会的責任投資(=以下SRI)」を扱うつもりでいたが、高校の時に新聞の片隅に載っているのを見て以来4年が経ち、日本でもかなりのブームになりつつある。実際、今年の年頭…

『千一夜物語24』(岩波文庫) 千一夜史上類い稀なる空飛ぶ巨人が登場。この巨人、翼もないのに空が飛べる。息を大きく吸い込むと腹が膨らんで浮き上がると言う仕組み。では、浮いた後はどうやって進むのか? 風のため意に反して、好む以上の高さに運ばれ…

Grenfiddich 世界で最も売れているシングルモルト。地元のジャスコで安くなってたので購入。2200円なり。もちろん久しぶりに読んだ『美味しんぼ』の影響です。

雁谷哲『美味しんぼ』(小学館) 70巻~74巻、一気読み。ウィスキーは常温の水と1:1で、が一番香りが引き立つ。美味しんぼのお酒特集は読むと思わず飲みたくなってしまうので、今夜はウィスキー。ちなみに双子であることが判明。次の巻当たりで出産予…

『千一夜物語22』(岩波文庫) 850夜前後。アリババと40人の盗賊の話を収録。「開け、胡麻」は洞窟の岩を動かすだけじゃ無くて、ありとあらゆる鍵を開けるのに有効な魔法の呪文だったらしい。アリババは「開け、胡麻」で自分の家の鍵を開けていた。10…

久しぶりに生協の本屋を覗いたらフロベール『感情教育』が再版されてた。夏休み前恒例の3冊で15%オフ中。近い内に買いたい。 芥川、直木賞候補決定 毎年去年の受賞者が誰だかわからなくなる文学賞の今年の候補者が決定。誰が受賞するか大胆予想。なんと…

今日は内輪ネタ。

夢と魔法の王国でハイティーンと戯れる。いつも冷静に考えるとイケナイことをしている気になってしまうけれども、まぁいいんだろう。共犯いるし。そして内輪ネタだけれどもあの子が擁護派じゃなかった。う~む。。後輩に嫌われると怖い。普段何を言われてい…

萩尾望都『11人いる!』(小学館文庫) 萩尾望都の代表作と言う訳で読んでみた。10人しかいないはずの宇宙船に11人いる!どうして?どうして?というお話。両性未分化(両性具有で将来男か女、どちらかに成長する)のキャラクター、フロルが効いている…

ブックオフに行って漫画を物色。『あしたのジョー』が全巻揃いで売っていたので買おうとするが、なんとブックオフはクレジットカードが使えないらしい。今時、そんな店あるのか・・・。で、軍資金がなかったので買えず。手持ちのお金で買える小物を購入。 中…

坂口安吾『桜の森の満開の下 他』(ちくま文庫)

坂口安吾『桜の森の満開の下 他』(ちくま文庫) 購入後1年以上積ん読状態。どうしても興味が向かなかった。安吾自体も堕落論をとりあえず読んだ程度だった。で、今さら安吾。でもなんかようやく安吾の魅力も分かって来た気がする。きれいごとを言わない姿…

女性初の主計官が元舛添の奥さん、というのも驚きだけどUFJの筆頭株主で、モナコに本社を置く投資会社「ソブリン・アセット・マネジメント」が、保有するUFJの株式の一部を売却していた、ってのにはもっと驚いた。あわわ。UFJはね、ATMが24時…

鈴木漠『現代詩文庫162 鈴木漠詩集』(思潮社) 初期はちょっと頭でっかちの感があり、やっぱり現代の詩人てこんな感じかと思いきや、どっこい良い感じ。『抽象』『海幸』『色彩論』などの詩集を買ってみるのもありかもしれない。ISBN:4783709335 言葉は…