貼雑歩録 Ver.2.0

日々の情報から拡散する好奇心と、思考の断片をスクラップブックのように書き留める試み。

2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

金井美恵子・金井久美子『楽しみと日々』(平凡社) 金井美恵子が書く映画のお話。発売当初、ABCでサイン本を手に入れたのは、2007年のこと。2年前!? なんかもう時の流れの速さにびびる。好きな作家が好きな映画について語っている、観たことあるやつはまた…

志村ふくみ『ちよう、はたり』(筑摩書房) 何者なのか知らなかった。読後、調べてみたら草木染めによる作品(着物)の人間国宝だった。ちよう、はたりという言葉と装丁に吸い寄せられるように手に取り、ちょっとめくってみたら、きれいな小裂れの写真が目に…

岩明均『ヒストリエ』(講談社) 5巻。歴史ものっておもろい。もうちょっと刊行ペース早いと良いんだけどなぁ。 山田芳裕『へうげもの』(講談社) 8巻。いつの間にか8巻。政治の話よりも数寄者のお話に期待。でも歴史を遊んでいる感じはおもろいな。 幸…

槇村さとる『Real Clothes』(集英社) 1~6巻。老舗の百貨店(どうみても伊勢丹)を舞台に、突如婦人服部門に異動になった人のお話。そこそこおもろい! アマゾンのレビューを見るといつも思うのだけど、もっと取材して描けとか言う人、ノンフィクション…

三池崇史『ヤッターマン』 アニメの実写化はコレくらい遊ばないとダメ。ただ、実写化といっても、人物くらいなもんで後は結局CG、もうこうなってくると、アニメに対して実写化、という言い方でよいのかはなはだ疑問だけれども。深田恭子は思っていたよりもは…

洲之内 徹『絵のなかの散歩』(新潮社) 画商。『藝術新潮』に連載していた美術エッセイ、『きまぐれ美術館』が有名。なかなか手に入りづらい状況が続いていたけれど、昨年だかにシリーズ6冊がセットになってまとめて復刊。池袋のリブロでたまたま見かけて…