2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧
宮沢章夫『わからなくなってきました』(新潮社) 日常のさりげない言葉とか、事象をとりあげて、ぶつぶつと色んなことを考えてみました、という本。変なこと考えるなーとか、あーたしかにー、みたいに気楽に読める。ユニークな人です。
藤田和日郎『うしおととら』(小学館) 面白いよーと言われていたので読んでみる。完全な仲間じゃなくて、喰うために取り憑いているっていう微妙な関係性が良いのかな。
本宮ひろし『サラリーマン金太郎』(集英社) 21〜30巻。1つの大きな物語というよりも話がなんかバラバラになってきた印象。アメリカ行ったり、アマゾン行ったり、転職したり、色々です。
若杉公徳『デトロイト・メタル・シティ』(白泉社) 待望の2巻。人と話してると、この漫画のどこで笑うのかとか、それぞれ違ってて面白いんだよね。なんか少しさりげなく潜んでいるコネタが甘くなった気がするけど、依然として要注目です。 土田世紀『編集…
奥浩哉『GANTZ』(集英社) 15〜18巻。状況は突然変化して、それを受け入れるしかないのがこの漫画の肝でしょうか。あまりつじつま合わせ的な説明はいらない気がする。このままどこに向っていくのでしょう。ここまで来てもまったく謎だらけってのは今さ…
奥浩哉『GANTZ』(集英社) 1〜14巻。吾妻ひでおが面白いって書いてたから気になってたんだけど、読んでみたらどうなるのか気になる、気になる。あっさり仲間死ぬし、容赦ない展開です。何がなんなのかわからないし、登場人物も読者も状況を受け入れるし…
一色まこと『ピアノの森』(講談社) 1〜12巻。今時珍しく、凄くテンポよくお話が進む。コマ割りも大きいし、ストーリーも良い意味で単純だし、一気読み向き。これくらいグイグイ物語が進む漫画が増えて欲しいなぁ。引き延ばそうとするのばっかりなんです…
かわぐちかいじ『ジパング』(講談社) 24、25巻。しばらく間が空くとすぐ訳わからなくなる。とりあえず、船を奪還したっぽい。ちょっと角松の煮え切らなさは苛つく。 桜玉吉『防衛漫玉日記』(エンターブレイン) 日記シリーズ第1弾。桜玉吉は素晴らし…
北爪宏幸『機動戦士ガンダムC.D.A.若き彗星の肖像』(角川書店) 1〜4巻。ガンダムからZガンダムまでの間のお話。まだ幼いハマーンとシャアの物語。ガンダムという超名作の語られなかった部分を今になって色々な形で語り尽くそうとしている一連の流れは、…
永井豪・ダイナミックプロ『デビルマン』(講談社) 全5巻。小学生の頃小説版デビルマンを読んだ記憶があって、すんげー怖かったのを覚えてる。で、初めて原作を読んだのだけど、これは間違いなく傑作!1巻は、絵の古さにまぁこんなもんよね、と思うかも。…
浦沢直樹『PLUTO』(小学館) 3巻。おまけが微妙なんだけどなんか判型的にでかい方を買ってしまう。凄い構成力だな、と毎回驚きます。 藤原カムイ『ドラゴンクエスト エデンの戦士たち』(スクウェア・エニックス) 2〜9巻。つまらなくて、とんでもなく長…
遠崎史朗・中島徳博『アストロ球団』(太田出版) 5巻。最強の守備、アストロシフト。1、2塁間と2、3塁間を高速移動してその残像でショートと2塁守が何人もいるように見えちゃうんだぜ!?あれ、いくぜみたいな感じで鳴り物入りで登場したのに、あっさ…
遠崎史朗・中島徳博『アストロ球団』(太田出版) 4巻。野球の試合で死人が出るとはさすがに思いませんよね。命をかけて必殺デッドボールを次々とはなってくるピッチャー。打者の位牌を作ってはちまきして頭に巻き付けているんですよ!?しかも最後の1球、…
遠崎史朗・中島徳博『アストロ球団』(太田出版) 3巻。ついにヴィクトリー球団編スタート。同じ超人仲間のはずなのにアストロ球団を“まっ殺”しようとする球四郎!各スポーツ界のトップを集めてヴィクトリー球団を結成するのでした!!灘高トップの秀才超人…
遠崎史朗・中島徳博『アストロ球団』(太田出版) なかなか揃わないんですよね、超人。最後の超人は誰なの??ロッテオリオンズ、強いんだけど?ところで金田監督のこのずる賢さは一体何??みたいな。とりあえず「アストロ魂」=「アストロガッツ」と読むこ…
木尾士目『げんしけん』(講談社) 萩上さん、不器用すぎる。 遠崎史朗・中島徳博『アストロ球団』(太田出版) 70年代ジャンプに掲載された伝説の熱血“格闘”野球漫画。沢村栄治が死んだとき、その魂がその日産まれた子供達9人に受け継がれ、彼らはそれぞ…
竜騎士07・方条ゆとり『ひぐらしのなく頃に 綿流し編』(スクウェア・エニックス) 祭りの日に必ず人が死ぬ怪事件。祟りということになってるんだけど、本当の目的は?犯人は?複雑に絡み合う各ストーリーを読まないとわからない仕組み。でも、読んでもわか…
細野不二彦『ギャラリーフェイク』(小学館) 22〜32巻。完全にマンネリ。もう少し一人の作家の人生を深く掘り下げてくれれば良いのに。いつ終わっても、いつまで続いても同じって印象でした。残念。
細野不二彦『ギャラリーフェイク』(小学館) 15〜21巻。全般的にアート蘊蓄のネタが薄いような。常にネタ不足のままなんとかやってますって感じがする。
細野不二彦『ギャラリーフェイク』(小学館) 11〜14巻。もうちょい絵が巧かったらまた違って見えたりもするのかな、なんて思ってしまう。絵の巧拙はあんまり気にしないけど、ふと思う。
八木教広『クレイモア』(集英社) 5〜10巻。組織に秘密があったり、宿敵の存在が明らかにされてきたり、俄然面白くなってきている感じ。連載が月間なのでコミックスがなかなかでない。もどかしい! 細野不二彦『ギャラリーフェイク』 5〜10巻。美術か…
桜玉吉『幽玄漫玉日記』(エンターブレイン) 5〜6巻。日記漫画がこんなに面白いとは思わなかった。生涯ベスト10に入ってきてしまうんじゃないだろうかってくらいこのテンションにやられてしまっています。桜玉吉を読まずに死ぬのは人生損してるなぁ。 …
江川達也『東京大学物語』(小学館) 21〜34巻。受験のことよく取材してあるなぁ、とは思いました。安易な批判ってわけでも無さそうだし。そして現実と虚構の混ざりっぷり。っていうか衝撃の妄想オチ。もう少しコンパクトにまとまっていても良かった気が…
原哲夫・武論尊『蒼天の拳』(新潮社) 1〜7巻。あの、『北斗の拳』の続編。蒼天の主人公の拳志郎は北斗のケンシロウに比べるとめっちゃ不良。クソ強くて義理人情に厚い漢が上海を舞台に大暴れ。しかも今回は妙にノリが軽くて女も口説けるタイプ。キャラと…
滝本竜彦・大岩ケンヂ『NHKにようこそ!』(角川書店) 1〜5巻。引きこもり歴4年の主人公佐藤君。何をやってもダメ、そこにはNHK=日本引きこもり協会の陰謀がっ!もう単純に日本引きこもり協会って言う発想だけで興味引かれますが、実際この協会はなんも…
倉科遼・井上紀良『夜王』(集英社) 6〜13巻。ロミオのナンバ−1をかけて聖也と遼介のガチンコ対決が。それぞれのバックについたのは曰くありげな女二人。実は聖也の出生の秘密と関わっていて、というのが2部。次のお話は中国人問題。中国人のグループ…
倉科遼・井上紀良『夜王』(集英社) 1〜5巻。ずっと気になってたんですよねぇ。絶対笑えるに違いないというシニカルな関心。「ロミオにようこそ、ジュリエット!」ホストにしろなんにしろ、ステレオタイプな振る舞いにはある種の完成された様式美がありま…
木尾士目『げんしけん』(講談社) 屈折した腐女子、萩上さん。良いキャラです。しかし学生って本当に自分のやりたい事に時間を費やせるから良いよなぁ。あの頃に戻りたい。
木尾士目『げんしけん』(講談社) 1〜3巻。「げんしけん」=「現代視覚文化研究会」、いわゆるオタクサークルの青春白書。コスプレ、フィギア、同人誌、オタクにまつわる様々な要素をネタにしながら、あーなんかわかる、なるほどねー、なんて感じで楽しめ…
よしながふみ『西洋骨董洋菓子店』(新書館) 1〜4巻。ボーイズラブ漫画なんだろうけど、気持ち悪さはまったくなし。人間関係も、伏線の張り方も、巧いなぁと思うことしきり。そしてなにより本当にケーキがうまそうだ。この漫画見てケーキが食いたくならな…