貼雑歩録 Ver.2.0

日々の情報から拡散する好奇心と、思考の断片をスクラップブックのように書き留める試み。

2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

三井住友、最終赤字 経常利益は従来予想4700億円の黒字を400億円の赤字に、最終利益は同1800億円の黒字を2400億円の赤字に修正。

藤子不二雄A『プロゴルファー猿』 18~20巻。久しぶりに漫画を読んでみる。雨の中ミスが重なり10打位打ってしまう猿。こないだやった「みんなのゴルフ」を彷佛とさせる展開に苦笑い。

小島貞二『定本艶笑落語3 艶笑落語名演集』(ちくま文庫) 艶笑落語の実演を口述筆記したもの。三笑亭可楽の「尻餅」は音源も持っていたので文章で読むのと音で聴くのとの違いがわかって面白かった。

宮沢りえのスタイルブック ちょっと良いらしいと小耳に挟んでいたので今日立ち読みしてみたら、ホントに良い。ファッション誌も真っ青のクオリティの着回しというか着こなしブック。こんなにも色んな服が似合ってしまう人も珍しい・・・。スタイリストも優秀…

最終日 朝目が覚めたら、人の部屋、しかも人生初二日酔い。少し二度寝したら回復。酒はそんなに強くないのだけど肝機能はイケてるのかも。テニスしてプール入って帰国の途に。荷物をまとめていたら上着がないことに気付きちょっと凹んだけど、最後の最後、バ…

別行動 メンバーの大半はガラパン島へ。海は昨日満喫したからもう良いや、と言うわけでホテルでまったり。テニスとかしてみたりして。水着、上半身裸、水中眼鏡という出で立ちでのテニスは端から見るとやや変態じみていたかも。汗まみれになった後のプールが…

2日目 海へ!無料送迎バスに乗って綺麗なビーチへ。他のホテルがとても豪華なことが判明。うちらのホテルはショボイぞ、とは思いつつもまぁ、いいや。騒げるし。海で遊んだ後、免税店にて遅れてサイパン入りしたメンバーと奇跡的な合流。携帯がないと人と落…

朝早くから 成田空港へバスで向かい、サイパンへ。バスが遅れて集合時間には遅刻したものの特に問題無し。常夏の島へキャピキャピしにいくのだ。仲間一人がこの日の朝パスポートを受け取ったものの、フライトに間に合わず、というありえんトラブルが。後から…

みずほフィナンシャルグループ(FG)は19日、傘下のみずほコーポレート銀行の行員がみずほ銀行に顧客を紹介すると、コーポレート行員の営業成績として加算される評価基準を導入したと発表。

C.S.Lewis『The CHRONICLES of NARNIA 4 Prince Caspian』 魔法の角笛で突如ナルニア国へ呼び戻された4兄弟。でも何故か城は朽ち果ていて、既に過去の自分たちの冒険は伝説になっている。一体何が?というお話。普通に冒険もの、小中学生のころに読んでたら…

幻冬舎の04年4―12月期、経常益17億円 ふと思ったのは、上場企業はいかに儲かっているように見せるか、非上場企業はいかに儲かってないように見せるか、なのかな、決算て、とか思ったり。とりあえず幻冬舎は売上高は15%増の96億1200万円、経常利益が17億6400…

澁澤龍彦『記憶の遠近法』 全集15巻所収。前半は練金術や宝石にまつわる話。後半は自らの幼少時の想い出を綴った珍しいエッセイ。パイプへのちょっとしたこだわりやデジタル時計への嫌悪などいつもより身の周りの物への趣味丸出しな感じが興味深い。それに…

ルイス・ギルバート『007 ムーンレイカー』 何故か銃を使わないボンド。代わりに新兵器めじろ押しなんだけど。ベニスのゴンドラが水陸両用になっちゃったり、ベニスでいきなり剣道の胴着姿の奴に襲われたり、前作の敵がお笑いキャラになって登場したり・…

小島貞二『定本艶笑落語2 艶笑落語名作選』(ちくま文庫) 1冊目は小咄を集めたものだったが、2冊目は落語のをそのまま活字にしたものを集めてある。寄席ではなかなかやらないが昔からお座敷話として語られて来たのだそうな。下ネタはなかなか知的だ。 『…

ジョエル・シュマッカー『オペラ座の怪人』 ミュージカルの映画化は難しい。とことん歌で綴られているので映画にするとどうしてもダラダラ、だらだら、してしまう。なるべく退屈させないように作っているんだろうけれど、ミュージカルは、ミュージカルを見た…

ガイ・ハミルトン『黄金銃を持つ男』 007シリーズ第9作、ロジャー・ムーアのボンド。昨日植草甚一の本を読んでいたら原作のイアン・フレミングの事が色々書いてあったので、じゃあとりあえず007を見ようかしら、と言う思考回路。007シリーズではオ…

ジェフリー・フォード『白い果実』(国書刊行会) 1997年の世界幻想文学大賞受賞作。これがめっぽう面白い。三部作の第一部らしいのだけど続きはいつ出ることやら・・・。金原瑞人らが下訳したものを山尾悠子が自らの文体に編み上げていくと言う作業によ…

New York Collection 2005年秋冬コレクションまっ最中。ニューヨークのはまぁ普段着るなら着やすくて小綺麗で可愛い服がいっぱいあるな。誰が着たって似合っちゃうような物足りなさもあるけれど。

ジョン・ミルトン『失楽園 下』(岩波書店) 人間を堕落させる事でサタンに依る神への復讐は成功。蛇にはサタンが乗り移っていたり、イヴへの愛からアダムも自ら木の実を食べる決意をしたり、細かい所だけど解釈が面白い。最大の特徴はアダムとイヴは楽園を…

ローマン・コッポラ『CQ』 コッポラの息子が監督。B級SFとその舞台裏ってな感じだけれど序盤ちとダラダラする。まぁそこそこニヤニヤする感じ。ジェラール・ドバルデュー、でぶだな。 ジョージ・ロイ・ヒル『スティング』 これはこれで凄く楽しめるなぁ…

北米で少女マンガ誌創刊 小学館・集英社・白泉社 「NANA」など日本で人気の少女マンガ6作を集めた月刊誌「SHOJO BEAT」が、6月に創刊されるらしい。

廣川まさき『ウーマン・アローン』(集英社) 第二回開高健ノンフィクション賞受賞作。100年前、アラスカのエスキモーの村で暮らした日本人の話がきっかけでユーコン川を1人カヌーで下ってその村まで行くことに。序盤は優等生的発言が多かった気がしたけ…

ミルトン『失楽園 上』(岩波文庫) ライラの冒険シリーズとの対照関係がわかって面白い。神に反逆し破れたサタン(元は神の寵愛を受けていた高位の天使)は人間を堕落させる事で復讐を果たそうとするのでした。

古今亭志ん生『なめくじ艦隊』(ちくま文庫) 落語家、古今亭志ん生の自伝。志ん生は志ん朝のお父さん。随分貧乏したようだけど、そんな苦労話がどことなく明るく、ユーモラスに語られる。落語はクラシックくらい奥が深そう。微細な差異をどこまで感じとれる…

米アマゾン、2004年第4四半期売上げは前年同期比31%増 04年10~12月期の総売上高は25億4000万ドル(日本円=約2641億6000万円)。通期では同31%増の69億2000万ドル(同約7196億8000万円)。このうち、英、仏、独、日、中の「インターナショナル部門」の第4…

小島貞二『艶笑小咄傑作選』(ちくま文庫) 艶笑小咄とは要するに下ネタ。落語の世界で昔から語り継がれてきたネタを集めた本で、とにかく面白い。1つの話が2~3ページなのですいすい読める。川柳にも昔から「破礼」とかいてバレ句という艶笑川柳のジャン…

『植草甚一スクラップ・ブック13 バードと彼の仲間たち』(晶文社) バードことチャーリー・パーカーはジャズ史上の神様みたいに言われ、文句なしの天才プレイヤーとして紹介される訳だけれどじゃあいきなりパーカーを聴いて楽しいかと言うとこれがちと微…

山口瞳『わたしの読書作法』(河出書房新社) エッセイは面白いが書評はそんなに面白くないかも。でも乱読な所や以下に引用したような感覚には共感。 どうやら、私は、小説において、ストーリーや時代の背景や、人物の設置や解釈を読むのではなくて、言葉や…