- ラリー遠田『この芸人を見よ!』(サイゾー)
- 人気芸人について語るネットでのコラムを1冊の本にまとめたもの。芸人に対してそこまで考えたことが無かったので、この本の視点が結構新鮮だった。ただ、いかんせんネットのコラム。もう少しじっくりと読みたい。もう少し具体的なネタの話なども取り混ぜつつ、腰を据えて書かれた物が読みたいなぁ。
- 外山滋比古『思考の整理学』(筑摩文庫)
- 知識は知識でしかない。自ら必要となる知識を吸収しながら、思考する。時にそれを煮詰め、時にそれを寝かし、自らの脳みそを触媒として思考する。寝かせておくと突然ひらめく話とか、メモは必要最小限にして脳みそに突っ込む話とかはもの凄く共感。忘れちゃう話なんて忘れちゃう程度の話だし、メモを取ることで忘却を加速させてしまうってのにも納得。もちろん、必要なメモってのはあること前提ですが。わかりやすくて良い本でした。