2010-09-05 ■ 読 奥泉光『シューマンの指』(講談社) かなり蘊蓄に走るので、イマイチ気に食わない人も周りにはちらほら。だけどその蘊蓄を含めて好きだし、この人が描く演奏シーンの美しさ、あるいは音楽の美しさを語る言葉はとても素晴らしいと思う! 『鳥類学者のファンタジア』もあの最後のジャズクラブのシーンだけで、とても幸せな気分になれた。 シューマンの指 (100周年書き下ろし) 作者: 奥泉光 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2010/07/23 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 206回 この商品を含むブログ (107件) を見る