貼雑歩録 Ver.2.0

日々の情報から拡散する好奇心と、思考の断片をスクラップブックのように書き留める試み。

読書は相変わらずディケンズの『荒涼館』、3巻に入って面白味は増してきたが、飽きても来た。長篇でも『ドン・キホーテ』や『カラマーゾフの兄弟』などは飽きずに読めたのに。やはりディケンズは多少格下か。まぁ『デヴィッド・コッパーフィールド』がつまらなかったらディケンズとはおさらばするつもり。しかしそれだと長田弘の書評が疑わしいものになる。ナイジェル・ルイスの『ペーパー・チェイス』にしても内容的には興味深かったものの、引き込まれる文章ではなかった。長田弘自身の本は良い文章で面白いと思うのだが・・・。