2003-10-30 ■ 読 イタロ・カルヴィーノ『見えない都市』(河出文庫) マルコ・ポーロがフビライ汗の寵臣となって、さまざまな空想都市(巨大都市、無形都市など)の奇妙で不思議な報告を描く幻想小説の極致。もはや詩に近いとも言える。良かった。そして毎回作風をガラッと変えるカルヴィーノに驚く。