- 池広一夫『座頭市千両首』
- シリーズ第6作。千両箱盗みの濡れ衣を着せられた市が真相を突きとめるお話。シリーズを通して見ていくと監督の違いで殺陣が微妙に違ってくる事がわかる。今回は切られた人の顔アップがあったり、インパクト強めな印象。どちらかと言うと座頭市の殺陣はあっさり、サッパリ人を斬る感じのものが多かったので印象に残ったんだろう。
- グスタフ・モランデル『間奏曲』
- イングリッド・バーグマン最初期の出演作品。これがセルズニックに認められてアメリカでリメイクされる事になり、バーグマンのアメリカ映画初出演作『別離』が撮られたのだとか。確かにバーグマンはとても綺麗。その他は可もなく不可もなく、ごく普通だと思うけど。
- ポール・ヴァーホーベン『スターシップ・トゥルーパーズ』
- 友人に勧められて見てみる。ニュースの所が面白すぎるなぁ。「放送禁止」とかなっとるのも笑える。ニュースシーンになる度にニヤニヤしてしまった。2も面白いのかなと思いきやアマゾンのレビューみたら監督も違うし、いまいちのようね。
- 『ルパン三世2ndTVシリーズ 22』
- 127~132話。なんだかんだとじわじわと進んできた。なんだかこの辺でたまに訳わからん2頭身キャラが出てくる事が。これがなんと言うか大嫌い。いくら何でもルパンに2頭身キャラはないだろう、と。まぁこんだけ長く続いてると迷走するんだろうなぁ。ほんの数回だけだからやっぱり評判悪かったんだと思われる。
- ロバート・ワイズ『サウンド・オブ・ミュージック』
- 前半は極めて幸福な映画。数々の名曲に彩られとても豊か。後半のナチスの影も説教臭くならない程度の演出でよろしい。昨日見た『踊る大紐育』はどこか物足りなさを感じたけどミュージカルの映画化にもやはり巧い下手はあるのね。監督のロバート・ワイズは『ウェスト・サイド・ストーリ』の監督でもある。そちらにも期待が高まるなぁ。それにしてもロジャースとハマースタインのコンビはミュージカル界の巨星だということを今さらながらに思い知った。ブロードウェイ、行きたいなぁ。