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ロバート・ワイズ『ウェスト・サイド物語』

『サウンド・オブ・ミュージック』もそうなんだけど、この人は一番最初だけ異様に気合が入ってる。両方とも空撮で始まるんだけど、そこは頑張ったなぁと思う。ミュージカルとして楽しもうとしているので名曲ぞろいだしそれなりに楽しいけど、ダンスシーンは期待していたよりは迫力がない気がした・・・。舞台でみたら物凄く楽しそうだったけど。後この作品のようにかなりしっかりしたストーリーを持っていて、それも悲劇となると、やはり突然歌いだすのは滑稽に見えてしまう事がある。映画というフォーマットだと滑稽に見えやすくなってしまうかも。とりあえず、ＣＤ欲しいわ。

パク・チャヌク『ＪＳＡ』

３８度線の話だと聞いていたのでシリアスなお話かと思いきや意外にもシニカルな笑いが・・・。思わず、おいっ！っと突っ込みを入れてしまうシーンが多数ありネタとしても非常に面白い。まさか夜な夜な３８度線を越えて南北の兵士が仲良くなってしまうとは！話題のビョン様（イ・ビョンホン）が兵役終了後主演した映画でもある。でも所々巧いな、と思うところもあって、韓国映画もやるなぁと思ってしまった。まぁ若干なめてたからというのもあるけれど。

『ルパン三世２ndＴＶシリーズ ２３』

この巻はクオリティ高し。１３３～１３８話。「ルパン逮捕頂上作戦」では銭形が人命尊重のヒューマニズムを捨ててルパン達に挑む。それも国連の協力を得て１０００万人の警察を率いて！スケールがでか過ぎて非常に面白い。「華麗なるチームプレイ作戦」は夏休みの再放送で見て、ルパン全部見るプロジェクトの発端になった作品。これはかなり名作。最後にかかるスーパーヒーローが何ともカッコ良くてたまらない。