貼雑歩録 Ver.2.0

日々の情報から拡散する好奇心と、思考の断片をスクラップブックのように書き留める試み。

内田百間内田百間集成24 百鬼園写真帖』(ちくま文庫)
百間の200枚くらいの写真をまとめてそれぞれの時期のことを書いた作品を簡単に紹介したり、該当部分を引用したり。百間てどんな人なのか、オムニバス版の様な楽しみが。とりあえずこれを読んでオモロイ人だな、と思ったら、おもろいと思った巻を買って読んで見るともっとオモロイ、てな使い方もできるかも。コレまで集成をひたすら読んで来た自分としては、ひたすらおもろい。23巻をまだ読んでいないのだが、このシリーズもついに残す所後1冊か、と感慨深い。そしてこれが今年の150冊目の読了本。シュウカツあったし、読む以外にも労力を割くつもりでいたので150届くか届かないくらいだろうなと思っていたのだが、届いた。来年から働く訳だが、忙しい中頑張って年間100冊読めたとしても、後50年生きたとして死ぬまでにたったの5000冊しか読めないことになる。ちなみに、現在1日200点の新刊が刊行されているわけで・・・。こういうことを書くと時間がいかに限られた物であるかわかるな。

 

内田百(けん)集成24 百鬼園写真帖 (ちくま文庫)