- 『劇場版 機動戦士ガンダム』
- ガンプラや関連書籍、ゲーム、圧倒的に初代ガンダムが大人気。バンダイの屋台骨を支える化け物コンテンツ。まぁ実際今見ても面白いからなぁ。非常に名言が多いのも素敵。アマゾンのレビューを見るとなんか音が悪いらしい。5.1チャンネルらしいのだけど、あんまそう感じない。比較対象を知らんから悪いのかどうかは分からんけど良くはなさそうだ。
- 『ガンダムSEED スペシャル・エディション 虚空の戦場』
- 初代からいきなり現代のガンダムへ。TVの編集版らしいのだけど何がなんだか分からない。いくらなんでも21話分を90分にするのは無理だってことか・・・。敵も味方もパイロットが美少年、女も見事に性格が色分けされてて計算して作ってるんだなぁ、と。初代へのオマージュみたいなのだらけで、話の展開もかなり似ている。ガンダムに乗りたくないのに乗ってます路線。状況に流されて思い悩む主人公路線はアムロの頃は斬新だったかもしれんけどエヴァンゲリオン以降食傷気味。あれの影響をまともに受けた世代がアニメ制作に関わっていくんだろうからしばらく呪いのようにまとわりつきそう。食傷しまくりな人がわらわらと出てこないと脱却しないもんなぁ。初代との決定的な違いはアクの無さで、中年太り丸出しだけどかっこいいランバ・ラルみたいなのは出てこない。思えば初代のキャラクターなんてほとんどブサイクじゃないか。なんで最近はこんなに美形ぞろいなんだ、と。それはね、もうあらかじめキャラクターグッズとかDVDとか商品展開することを見越して作られてるからですよ、と誰かが囁いた。野村総研も大注目のいわゆるオタクマーケットでそこそこ当たる作品作りの賜物なのかな、と。ガンダムはもはやコンサバな金儲けの道具に化している、なんて言うと怒られそうだけれども、それができちゃうガンダムと言うコンテンツの化け物ぶりに溜め息が出ます。続編が作り続けられると言うのはある意味最強のコンテンツ・ビジネスなのではあるまいか。ジャンプコミックが一億部売れようとも、未だかつて続編の無限ループはできていないのだ!