貼雑歩録 Ver.2.0

日々の情報から拡散する好奇心と、思考の断片をスクラップブックのように書き留める試み。

Charles M.Schulz『SNOOPY BOOKS 42 友情だよ!スヌーピー
スヌーピー侮るなかれ。かわいい顔してかなりシニカル。サリーはチャーリー・ブラウンの妹。

サリー『助けてくれなくたって自分で解決したわよーだ マヌケのグズにいちゃん!』

サリー『先生がクレヨンもってったかってきいたから あっさり"いいえ"って いってやったわ!』

チャーリー・ブラウン『つまりウソついたの?!』

サリー『もちろんついたわ!だったらどうだっての?』

チャーリー・ブラウン『でも そりゃまちがってるよ!ウソつくのは悪いことだよ!ウソはどんな時でもよくないよ!』

サリー『あなたのプチブル的道徳なんてたくさんよ!』

 

P.83

浦沢直樹PLUTO 2巻』(小学館)
PLUTO』はワイド版がお勧め。1巻のワイド版には元ネタの「地上最大のロボット」が別冊で収録されているし。それ見ると浦沢直樹がコマとコマの間に彼にしか見えない物語を見ていた事がよくわかる。すげーなー、おもしれーなー。キャラクターの絵柄を手塚治虫と全く違うものにするように指示したという手塚眞のアドバイスは非常に有効だったと思われる。こんなの手塚漫画じゃない、という手塚ファンからの憤りがあったとしたら、それは最大の賛辞なのかも。これはあくまでも浦沢漫画で浦沢漫画として成立している所が凄いんじゃないかしらん。付録のステッカー、どうせならマーブルチョコも食いたかったな。

 

PLUTO (2) 【豪華版】 (ビッグコミックススペシャル)