- ハロルド作石『BECK』(講談社)
- 1~5巻。食わず嫌いしてました。なんとなく、このノペーッとした絵に心を動かされなくて。でも、読んでみたら、この絵、逆にすっきりしていて読みやすいかも、なんて思ってみたり。展開も小気味よくて、ぐいぐい引き込まれてしまった。これからどうなっちゃうの!?気になります。
- 弘兼憲史『取締役 島耕作』(講談社)
- 4~8巻。取締役編完結で、ついに次は常務だ!それにしても、取締役編はすっかりビジネスマンガになってしまって味気ないね。部長編はワイン漫画って感じでしたが、それでもまだ人情話とかそれなりにあった気がする。取締役編は終止中国ビジネスの話に終始していて、思い出したように人情話が出てくるんだけど、それもイマイチ。あと、自分が偉くなってみるとまったく権力争いがないってのはどうしたもんか。課長の時はそれに巻き込まれて奔走していたのになぁ。奔走しつつ、なぜだか女を抱いていて、救われちゃうという情けないながらもうまいことやってる島耕作の方が好きです。てか、時事ネタに走り過ぎるとあっという間に古くなるからなぁ。