- イカリン『しまいもん』(祥伝社)
- 全2巻。『モンキーパトロール』と言い、これと言い、祥伝社は女のギャグ漫画に強いね。でもなんつーか女性の下ネタって男のそれとは微妙に違うような。それなりに面白いんだけど、どこかに違和感もあるような。でも、「男前合コン」は文句無しに笑えました。2巻で完結はもったいない気が致します。
- 山岸凉子『舞姫 テレプシコーラ』(メディアファクトリー)
- 9巻。バレエ漫画ではあるのだけど、非常に現代的。嫉妬とかプレッシャーとかも現代的。トウシューズに画鋲なんて入れない。ネット掲示板に悪口書きます。ダイエットも過酷です。拒食と過食を繰り返し、吐きます。絵は本当にシンプル。『アラベスク』と比べようがないほどシンプル。書き込みを最小限に抑えた絵は時に不気味な現実感があります。なんかこう突き放すような、夢物語じゃないんだぜ的な、冷たいものを感じる時があります。多分、大成功なんでしょう。
- 桜玉吉『幽玄漫玉日記』(エンターブレイン)
- 1巻。2巻が売ってないんだよねぇ・・・。なんかもう、グダグダですが、すごくクセになりそう・・・。
- 田中圭一『鬼堂龍太郎・その生き様』(集英社)
- 3巻。あぁ、もう本当にくだらなくて大変。そして欄外に毎回載っている架空の物語の登場人物紹介が面白過ぎます。多分、本編よりずっと面白い。
- 伊藤悠『皇国の守護者』(集英社)
- 1~3巻。佐藤大輔による同名小説の漫画化。めっちゃ評価高いみたいなので読んでみたんだけどいまいちピンと来ないのはなぜかしら。すんなり入り込めないんですが・・・。原作読んでるとまた違うのかな。