貼雑歩録 Ver.2.0

日々の情報から拡散する好奇心と、思考の断片をスクラップブックのように書き留める試み。

北村太郎北村太郎の仕事2 散文I』(思潮社
とにかく色々詩が読みたくなった。北村は鮎川信夫をべた誉めしている。非常に読んでみたくなるが、すべて鵜呑みにしてはなるまい。自分で読んで判断するべし。あと女流詩人に興味をもつ気っ掛けにもなった。興味を持ったきり、まだ何も読んでいないのだけれども。荒地派のエピソード等も面白い。例えば電車で数人一緒に乗り合わせたとき、1人降りると、次の人が降りるまで降りた奴の悪口を言うのだそうだ。だから降りていく奴が恨めしそうに降りていく、なんてエピソードも。ISBN:4783722919